2015.11.19

社会人の学びに関する意識調査 ~「学び」の実践率は52.9%。学びへの意識が高いほどEdTech※1への関心が高い~

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社会人の学びに関する意識調査
~「学び」の実践率は52.9%。学びへの意識が高いほどEdTech※1への関心が高い~

株式会社D2C(本社:東京都港区、代表取締役社長:宝珠山 卓志、以下D2C)は、プロジェクト「EdTech Smart Lab※2 (http://edtech-smartlab.jp/)」の活動の一環として、社会人の学びに関する調査を実施した。本調査では、社会人の学習動向や学習意向を探るため、全国の20~50代の男女を対象として、2015年9月にインターネットによるアンケート調査を行った(サンプル数は412)。

調査結果より、以下の9点のポイントを確認した。

■TOPICS
【ポイント①】スキル向上への関心度
スキルや能力を高めたいという意識がある社会人は68.0%

【ポイント②】スキル向上の目的
現職・現職場でのスキルアップを求める社会人が47.1%

【ポイント③】スキル向上への取り組みの実践率
スキルや能力を高める取り組みができている社会人は52.9%

【ポイント④】今後、取り組みたい学習内容
「英語」が30.1%でトップ、次いで「会計・ファイナンス」11.7%、「Office・プレゼン・資料作成」11.2%

【ポイント⑤】スキル向上へ向けた学習手段
学習手段は「テキスト・書籍」は、各項目で50%以上。

【ポイント⑥】有料学習サービスの利用率
自分のスキルや能力を高めるためにかけている月額費用は、1,000円以下が23.9%。

【ポイント⑦】1日当たりの学習時間
学んでいる社会人の内38.1%が、平日1日あたり「30分以上1時間未満」学習している。

【ポイント⑧】スキルや能力を高める行動をしていない理由
トップは「なんとなく先延ばし」の37.3%、次いで、「時間が無い」36.1%、「お金が無い」20.5%

【ポイント⑨】「EdTech」の利用意向
全体で49.7%、スキルや能力を高めたいという意識がある人で61.1%


※1 「EdTech」とは : Education×Technology(教育×テクノロジー)の造語であり、インターネットやデジタルテクノロジーを活用することによって、より効果的・効率的な学習環境を整備し、教育の質や幅を高めることを実現するためのイノベーションを起こそうとするムーブメントを指す。
※2 D2Cグループでは、プロジェクト「EdTech Smart Lab」を通して、EdTech関連企業のネットワーク構築支援や各種情報発信といった活動を行っている。また、D2Cにおいても、2015年10月1日にEdTech準備室を発足し、教育関連サービスの普及やEdTech市場の活性化に取り組んでいる。

【ポイント①】スキル向上への関心度
スキルや能力をもっと高めたいと意識している社会人は68.0%。

自分のスキルや能力をもっと高めたいという意識について聞いたところ、「意識がある(非常にある+ある)」は全体で68.0%だった。
年代別で見ると「20代」が82.5%と最も高く、年代が上がるにつれて「意識がある」の割合は低下しているが、「50代」でも52.4%と半数以上がスキルや能力をもっと高めたいと回答した。地域別に見ると、「関東地方」は72.6%、「近畿地方」は72.5%と高い割合となった【グラフ1-1、1-2】。

【グラフ1-1】
111911

【グラフ1-2】
111922

【ポイント②】スキル向上の目的
現職・現職種でのスキルアップを求める社会人が47.1%。

Q1の自分の能力やスキルを高めたいという意識があるかという質問に「非常にある」、「ある」と回答した人に対して、自分のスキルや能力を高めたい理由を聞いたところ、「現職・現職種でのスキルアップのため」が47.1%で最も高い割合となり、以下、「今後の自分のキャリアに危機感を感じるから(29.3%)」、「昇給・出世するため(28.9%)」、「転職するため(22.9%)」、「幅広い人材と交流できるから(22.5%)」の順となった【グラフ2】。

【グラフ2】
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【ポイント③】スキル向上への取り組みの実践率
スキルや能力を高める取り組みができている社会人は52.9%

スキルや能力を高めるために取り組んでいることについて聞いたところ、「英語(21.8%)」、「会計・ファイナンス(9.2%)」、「Office(Word、Excel、PowerPoint)・プレゼン資料作成(8.3%)」の順に高い割合となった。
いずれかに回答したのは52.9%となり、半数以上が何らかの取り組みを行っていることがわかった【グラフ3】。

【グラフ3】
111941

【ポイント④】今後、取り組みたい学習内容
「英語」が30.1%でトップ、次いで「会計・ファイナンス」11.7%、「 Office・プレゼン・資料作成」11.2%

今後自分のスキルや能力を高めるために取り組みたいこととして、「英語」が最多の30.1%。次いで、「会計・ファイナンス」が11.7%、「Office・プレゼン・資料作成」が11.2%、「プログラミング」10.2%、「ロジカルシンキング・問題解決力」9.2%、と続いた【グラフ4】。

【グラフ4】
111951

【ポイント⑤】スキル向上へ向けた学習手段
学習手段は「テキスト・書籍」は、各項目で50%以上。

Q3のスキルや能力を高めるために具体的な取り組みを行っている人に対して、それぞれの学習手段を聞いたところ、「英語」は56.7%、「会計・ファイナンス」が57.9%、「Office(Word、Excel、PowerPoint)・プレゼン・資料作成」は64.7%、「ロジカルシンキング・問題解決能力」は51.6%が「テキスト・書籍」と回答しており、「テキスト・書籍」が主流となっていることがわかった【グラフ5】。

【グラフ5】
111961

【ポイント⑥】有料学習サービスの利用率
自分のスキルや能力を高めるためにかけている月額費用は、1,000円以下が23.9%。

自分のスキルや能力を高めるために有料で行っているものがある人に月額総額(税込)について聞いたところ、中央値は3,000円となった。
「1,000円以下」が23.9%、「3,001~5,000円」が21.7%。「1,001~3,000円」が20.3%となった。また、5,001円以上にあてはまる人が34.0%となった【グラフ6】。

【グラフ6】
111971

【ポイント⑦】1日当たりの学習時間
学んでいる社会人の内38.1%が、平日1日あたり「30分以上1時間未満」学習している。

1日当たりの学習時間について聞いたところ、平日では、「30分以上1時間未満(38.1%)」、「1分以上30分未満(36.7%)」、「1時間以上1時間30分未満(16.5%)」、「1時間30分以上2時間未満(5.5%)」の順となった。
一方、土日では、「1分以上30分未満(36.7%)」、「1時間以上1時間30分未満(19.3%)」、「30分以上1時間未満(18.8%)」、「1時間30分以上2時間未満(13.3%)」の順となり、土日は1時間以上を学習時間に費やす人の割合が増加していた【グラフ7】。

【グラフ7】
111981

【ポイント⑧】スキルや能力を高める行動をしていない理由
トップは「なんとなく先延ばし」の37.3%、次いで、「時間が無い」36.1%、「お金が無い」20.5%

自分のスキルや能力をもっと高めたいと思っているのに行動していない理由は、「なんとなく先延ばしにしてしまっている」が37.3%でトップ、次いで、「時間が無い」が36.1%、「お金が無い」が20.5%。学習コストを背景に、先延ばししている(もしくは、先延ばしせざるを得ない)現状が垣間見える【グラフ8】。

【グラフ8】
111991

【ポイント⑨】「EdTech」の利用意向
全体で49.7%、スキルや能力を高めたいという意識がある人で61.1%

現在EdTechを利用している人は6.8%、EdTechを利用したい人(現在利用していて今後も利用したい+現在利用していないが今後は利用したい)は49.7%という結果となった【グラフ9-1】。
なお、自分のスキルや能力を高めたい人に限ると、EdTechの利用意向は61.1%となり、学びに対してポジティブな人の方がEdTechに対する関心度が高いことがわかった【グラフ9-2】。

【グラフ9-1】
1119101

【グラフ9-2】
1119111


<調査概要>
調査実施期間  : 2015年9月16日(水)~2015年9月17日(木)
調査方法    : インターネット調査
調査対象者    : 公募型インターネットリサーチモニタ
           20~59歳の男女の会社員・公務員
回収サンプル数 : 412サンプル (男性322サンプル、女性90サンプル)
調査機関      : 株式会社マクロミル<調査主体>
株式会社D2C (http://www.d2c.co.jp/)
所在地   : 〒105-0021 東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル18階
代表者   : 代表取締役社長 宝珠山 卓志
事業内容 :  メディア事業、広告販売事業、モバイルソリューション事業など、
       デジタルマーケティングビジネス全般