2015.06.01

最新EdTech事情セミナー(5/28開催)

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2015年5月28日(木)、EdTech Smart Labは、第1回目の活動となる「最新EdTech事情セミナー」を開催いたました。
(セミナー告知ページはこちら

デジタルハリウッド大学大学院の佐藤昌宏教授による最新EdTech動向に関するご講演に始まり、株式会社D2Cソリューションズの横林英勲氏による社会人教育に対する見解が発表された後、パネルディスカッションでは、佐藤教授、花王株式会社の本間充氏、株式会社ヒトメディアの森田正康氏が登壇。企業における社会人教育の可能性をテーマに活発な議論が行われました。引き続き行われた懇親会にもたくさんの方々に参加して頂き、登壇者や参加者同士のつながりを作って頂くことができました。

■デジタルハリウッド大学大学院 佐藤昌宏教授 講演概要
テクノロジーの劇的な進化に伴い、今までの制度や仕組みが機能しなくなってきている。教育も例外ではなく、変わらざるを得ない状況になってきていることがEdTechの背景にある。SXSWeduからは、女性向けSTEAM教育のセッションと、労働市場におけるミドルスキルギャップ(スキル別就業機会におけるギャップ)に関する2つのセッションを紹介。今後、EdTechを提供する側は、教育という仕組みを理解してイノベーションを起こすことができたものだけが残る。EdTechを利用する側(人事、教師、制度設計をする側)はテクノロジーのリテラシーを高めていかなくてはいけない。

■株式会社D2Cソリューションズ クラウドビジネス部 シニアマネージャー 横林英勲氏 講演概要
日本のeラーニングは文教系が中心になってきたが、企業や個人のeラーニング領域も拡大傾向にある。ただし、日本の企業内研修に関して、EdTechはまだまだ活用されていない(一部の危機感を持っている大手企業では活用が進んでいる)。社会人教育に関する課題解決のヒントとして、SXSWeduの中で見えてきた技術を、国内の社会人教育に照らし合わせて紹介。Adapted、Visualize、Zappingというキーワードから教育システムの理想のカタチを参加者と共有。EdTechは個や組織(個の集合体)の成長(Glowing)をサポートするが、そのために、EdTech事業者が協力し合って仕組み作りを進めていくことの必要性を訴えた。

■パネルディスカッション 概要
テーマ:EdTechに期待される企業内教育の効果と企業のホンネ
・佐藤 昌宏 教授(デジタルハリウッド大学大学院 教授) 
・本間 充 氏(花王株式会社 デジタルマーケティングセンター デジタルトレード室長)
・森田 正康 氏(株式会社ヒトメディア 代表取締役社長)
・篠崎 功(株式会社D2Cソリューションズ代表取締役社長)※モデレーター

企業における学びや教育の可能性をテーマに、有識者を集めてのパネルディスカッションが行われた。企業内教育は今、どうなっているのか、新しい動きや議論は進んでいるのか?これからの社会人はどうなっていくのか?企業側はどうあるべきか?を中心に議論。本間氏から企業の実情やホンネが披露されると、佐藤教授からは企業の人事部が抱えている問題が紹介された。また、森田氏からは経営者観点の考え方や、社員教育が与える様々な効果が示された。社員が受けたい教育を企業がいかに提供できるか、教育とセットで会社のビジョンを示すことの必要性、EdTechを使う制度設計側のリテラシーの重要性も確認された。最後に森田氏は、「近い将来、学ぶ社会人と学ばない社会人の格差がどんどん広がる世界観が確実に起こる。」と述べ、ホンネが飛び交ったパネルディスカッションは盛況のうちに終了した。